7月28日、東京の格式高いコンサートホールである紀尾井ホールにおいて、ロシア文化フェスティバル2023 IN JAPANの公式開幕式典が行われた。ロシア文化フェスティバルは、2006年以降毎年開催されている。この日会場を訪れた人々は、しばしロシア文化の祝典の雰囲気に浸った。 

 

会場に集った芸術愛好家は、サンクトペテルブルク音楽会館の若き芸術家たち、V.ステパノフ(チェロ)、I.パポヤン(ピアノ)、F.オスヴェル(オーボエ)、そしてオペラ歌手V.ユシマノフを温かく迎えた。また日本側から参加した人気若手音楽家、オペラ歌手岸本力(バス)、ピアニスト村上源一郎, 坂野伊都子、日高志野、ヴァイオリニスト木嶋真優にも拍手喝采を送った。

 

音楽家たちの素晴らしい創造的協演により、ロシアの傑出した作曲家、プロコフィエフ、ラフマニノフ、リムスキー・コルサコフの作品が聴衆に披露された。また、出演者はムソルグスキーとルビンシュタインのオペラからアリアを歌った。

 

オヴェチコ駐日ロシア臨時代理大使は、シュヴィトコイ・ロシア大統領国際文化協力担当特別代表のメッセージを読み上げた。また、日本の著名な俳優である栗原小巻ロシア文化フェスティバル日本組織委員会副委員長が、会場に集まった人々に向けて歓迎の挨拶を述べた。